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パラボリックSARとRSIの使い方
ホッグ相場の値幅取り
上げでも下げでも値幅は取れるのですが、ホッグ相場(ボックス相場)ではシグナルが高確率でダマシになるため、上値抵抗線と下値支持線を引くことでレンジの幅を見極めましょう。
一目均衡表の雲は本来は株価の抵抗水準として機能するのですが、ホッグ相場に突入すると機能しなくなる時系列パターンが多いようです。
保ち合い水準だけに損切りはしやすく、損失(リスク)の見極めが容易なため、逆に株価先物が動いたときには順張りしてサヤ取りしてみましょう。
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パラボリックのSAR
パラボリック(放物線)のSARはリアルタイムチャートの重要なフシ目になることがあり、株価先物がこの線にタッチするかしそうになるとトレンドが転換するか様子見になることがあります。
SARラインは加速因子によってボラティリティーが拡大したときに大きく動く性質があって、利益確定するタイミングや空売り、突っ込み買いの判断に使えるようになっています。
順張りにおける見方としては、SARがトレンドを示している間はポジション保有を継続して利益を伸ばす投資手法が有効になります。
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RSIの使い方
RSIはシグナルが20%か80%に達したタイミングで買い時か売り時を判断する使い方がメジャーです。
その他にも、30%を割り込んでから反転し、浮上しはじめたときに買いポジションを作り、上値が重くなってきた水準で決済をするという投資手法もあります。
ただし、トレンドを形成しているときにはRSIはシグナルがダマシになりやすいという傾向がありますので、NYダウ先物のリアルタイムチャートのモメンタムに注意しましょう。
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一目均衡表の見方
一目均衡表といえば雲と株価の位置関係によりトレンドの方向性を判断するためのテクニカル分析として有名ですが、基準線にも注目してみましょう。
例えばニューヨークダウ先物やグローベックス先物が上昇しているにも関わらず、基準線が横ばいで推移しているときにはモメンタムが弱いと判断できます。
5日移動平均線と25日移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスと同じように、基準線と転換線のクロスも売買シグナルとして有効です。
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