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暴落した後のリバウンドにおけるローソク足の見方
ロスカット
ロスカットとは、損失が出た建て玉を決済し、ポジションを清算することをいいます。
強制ロスカットになる条件は、レバレッジをかけて自己資金以上の投機を行なっている場合に限られます。
証券会社など売買注文を委託される機関投資家は、リスク管理のために顧客資産が著しく減少する可能性のあるときには強制的にロスカットを実施する義務があります。
損切りの適切な基準は、スキャルピングなら数ティック、デイトレードなら1〜2%程度、スウィングなら3〜5%、短期サヤ取りなら最大でも6〜10%前後を目安としましょう。
小幅なアヤ戻し局面で「このまま値が戻るかも」と考えて損切りしなかったり、チャートを分析して「そろそろ天井を形成するはずなんだけれど」と考えてポジションを放置すると損失が拡大するパターンが非常に多いです。
ドル円などの為替相場と個別株、CME日経平均先物、NYダウ工業株先物の値動きのパターンは異なるため、他の市場のロスカット基準を持ち込むことはかなりリスクがあります。
長期的に利益を上げ続けている投資家は、共通して損切りのルールを設定していますし、利益と損失のバランスをとるようなポジション調整を行なっています。
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ロング・コール
株式などの金融派生商品の一つであるオプションのコールをロングする(買う)ことをロング・コールといいます。
コールオプションを買えば原資産価格が上昇したときに利益が発生し、コールオプションを売れば原資産価格が下落したときに利益が出ます。
プットオプションはコールオプションの売りと同じで、下落相場で利益が出る仕組みになっていて、空売りと同じです。
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ロンドン証券取引所
イギリスのシティーにある世界でも有数の規模を誇る金融証券取引所です。
世界で最も売買代金の多い証券取引所はアメリカのNYSEユーロネクストとNASDAQ・OMXグループで、次が東証、上海証券取引所・深セン証券取引所となっています。
ロンドン証券取引所は世界で6位の売買代金がありますが、NYSEユーロネクストや中国の証券取引所などの拡大によって取引シェアを縮小しています。
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ローソク足
ローソク足の見方で一番簡単なのは、チャートで陰線と陽線のどちらが多いかを判断する手法です。
安定した上昇相場であれば押し目が浅く、すぐにリバウンドして高値を更新する値動きになります。
下値支持線を一時的に割り込んだとしてもすぐに陽線でカバーしてもとのトレンドに回帰する動きになります。
また、暴落後のリバウンドで値幅取りを狙うのも利食い確度が比較的高い投機手法です。
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