日経225先物の証拠金は日経平均株価により変わる

   

近年はますます世界中の株式市場の連動性が高まり、前日のNYダウ、中国株、欧州株式、シカゴ日経先物など日本人投資家が休んでいる時間帯にマーケットが大きく動くことが多くなっています。

上海ショック、サブプライムショック、リーマン・ショックがその例です。

業績の下方修正や粉飾決算などが多いため、個別株の投資リスクは高まっているのが現状です。

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欧米の個人投資家のほとんどは、個別銘柄に資金を集中させる投資は行っていません。

日経225MINIは、日経平均の株価トレンドが明確に下降トレンドを形成しているときに売って、株価指数が下がったところで買い戻しをすれば利益がとれます。

売りから入るトレードのルールは買いポジションをとるときと少し違いがありますが、勝ちパターンや手法を確立すれば、それほど難しいものではありません。

売りは損失が青天井だから怖いというのは、日本人投資家の意識にある幻想です。

失敗するリスクは買いも売りも同じです。

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先物取引は、満期日に利益か損失が確定するので、満期日より前に反対売買ができないというのは誤解です。

ポジションを保有したら、すぐに決済して損切りや利益確定ができます。

個別株だと、トヨタ自動車、JT、ホンダ、キャノンといった時価総額の大きい株は、時価総額の小さい銘柄と比較すると株価はゆるやかな推移をたどります。

日経225MINIも同じで、海外市場も含めてかなりの流動性があるため、新興市場と比べると緩やかな値動きになります。

サブプライムショックやリーマン・ショックのような世界同時株安が発生すると暴落のリスクはありますが、これは個別株も同じです。

先物取引で大切なことは、暴落や暴騰したときでも許容範囲内の損切りが可能となるレバレッジのコントロールです。

株式投資は数十年というような長期保有が可能ですが、日経225ミニは、取引可能な期間が決まっています。

その期日が設定されている月を限月(げんげつ)と呼びます。

日本では、3月、6月、9月、12月のうち現在の日付に最も近い2限月が取引されています。

例えば今日が2月10日なら、3月と6月の限月が売買されているわけです。

取引の最長期限は、限月の月の第二金曜日の前日です。

期日は満期日と言われ、株式用語ではSQと呼びます。

満期日を迎えると自動的に決済されてしまいます。

期限をまたいで取引を継続することはできないので、ポジションを保有し続けたい場合は、いったん反対売買をして次の限月分のポジションを作ります。

取引単位は1枚、2枚といいます。

株式市場では浮動株、流通している株数で出来高数に限度がありますが、先物取引は売買高に限度はありません。

売り手と買い手の取引条件が見合えば、無制限に売買が可能です。

日経225ミニの呼び値は5円単位です。

5円刻みで売買注文を出すことが可能で、5円単位で相場が変動します。

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5円(1ティック)動くと、損益は500円変わります。

株式投資では、100万円の株を買う場合は、100万円の現金か買い余力が必要です。

信用取引では、100万円の保証金があればレバレッジ3倍以下になりますので、最大で約300万円の取引ができます。

日経225先物は、証拠金という担保を証券会社に差し入れて取引を行いますが、証拠金の数十倍の取引を行うことができます。

証拠金は、日経平均株価のボラティリティによって定期的に改定されます。

NYダウ先物が暴落しているときなど日経平均株価が大きく変動している局面では証拠金が高くなり、ボラティリティが低くなっているときは安くなります。

1枚の証拠金の目安は5万円から10万円です。

取引している時期によって、レバレッジの倍率もどんどん変わります。

 

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