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暴騰した仕手株を26週移動平均線の乖離率で分析
暴騰中の仕手株
テクニカル指標が効かなくなった暴騰中の仕手株はどのような相場観をもって売買すれば良いのでしょうか。
仕手筋はテクニカル分析を効かなくすることで自分たちの相場観を作り上げ、十分利益が発生する水準まで株価を暴騰させます。
相場の途中で大陰線を形成して空売りを引き込んで、一瞬にしていってこいの展開を作り上げてそのまますんなり高値を更新していきます。
NYダウ先物のリアルタイムチャートでは暴騰する展開はほとんどありませんが、世界同時株安の後のリバウンド局面では急上昇することがあります。
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26週移動平均線
移動平均線は最もベーシックで数学的な根拠があるテクニカル分析とされていて、某数学者が株価予想として使えるテクニカル指標は移動平均線だけと言っているほどです。
中でも5日と25日平均線は日本国内で最も参考にしている投資家が多い指標となっているため、株価に与える影響力も大きいとされています。
デイトレードやスキャルピングトレードでも参考になる設定ですが、さらにスパンを広げると13週と26週が特に信頼性が高く利食い確度が良いとされている設定です。
2000年前後のIT株が暴騰した時期でも、26週からの乖離率は200%程度が限界となっていて、この水準まで株価が上昇したら空売りあるいは利食いを検討した方が良いです。
仕手株でも株価のテクニカル指標の過熱感を抑えるためにボックス相場に移行する時系列のパターンが多いです。
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Divergence Trading Method
Divergence Trading MethodはMACDの別名で、移動平均収束拡散法とも呼ばれています。
基準ラインとなる0の水準から上の部分を推移していれば買い方有利で上昇トレンド、下の部分を推移していれば売り意欲が強いために空売りでのサヤ取りがしやすい相場になります。
シグナル線がMACDを上回る動きをゴールデンクロスといい、買いシグナルとされています。
逆に、シグナル線がMACDを割り込むことをデッドクロスといい、下落相場入りする可能性が高まっていると判断できます。
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オーバーシュートする要因
投げ売りにより株価が暴落する展開をオーバーシュートといい、株式市場ではしばしば発生する特徴のある時系列パターンです。
NYダウ先物のリアルタイムチャートでは、5分足でもテクニカルの要因からプログラム売りに一気に押されて下落する値動きがあります。
CMEのグローベックスではアルゴリズム売買が非常に活発なため、東京株式市場の個別株とはまた違った株価変動のリズムがあります。
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