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CMEの日経平均から寄り付きを予想
価格帯別出来高
リアルタイムチャートの分析方法の中でも、特に分かりやすいのが価格帯別出来高から株価の節目を確認する方法です。
出来高はそれまでの約定株数を表していて、価格帯別出来高はリアルタイムチャートで株価ごとの過去の出来高を累積して表示したものです。
出来高が厚い価格帯は株価の上値抵抗帯になったり下値支持帯になる可能性があり、利益確定や損切りのタイミングを図るシグナルとして重要です。
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CMEの日経平均と東京株式市場
グローベックスの日経平均先物はNYダウ先物の変動を反映した数値になっていて、翌日の寄付き値の目標となる重要な株価です。
東京株式市場の寄付き値は、ほとんどのパターンでシカゴのグローベックスの値にサヤ寄せします。
東京株式市場の寄り付きでCMEの日経平均先物にサヤ寄せした後の値動きを予想したいときは、NYダウ先物のリアルタイムチャートが参考になります。
NYダウ先物のリアルタイムチャートで株価トレンドを把握しておけば、CMEのNikkei225の方向感もだいたい予想できるようになります。
ただし米国株のトレンドは急変することがあり、特に順調に上昇基調を維持した後の暴落は注意しましょう。
途中のリバウンドもほとんどなく、相当下方のチャートの窓を埋めない限り、売り一巡感が出ないこともあります。
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GlobexのNYダウ先物
Globexはシカゴ先物のことで、日経平均先物もグローベックスで電子取引されています。
ダウ平均工業株先物やFTSE100などの世界株価指数はGlobexで売買可能となっていて、その他の株式市場との裁定解消取引によって、市場間の株価の乖離はほぼ全くありません。
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ニューヨーク・ダウ先物にはラージとミニという種類があります。
NYダウのラージでは数千万円以上投資資金がなければサヤ取りができないのですが、ミニでは1/100や1/10といった少額の資金でもうねり取りが可能になります。
ラージもミニも投資資金が違うだけで、DJIAの価格により損益が変動します。
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